治療成績(公開)
腹部・胸部大動脈瘤ステントグラフト治療成績
- 集計期日: 2019年1月25日
- 治療実施期間: 2016年1月1日~12月31日
腹部大動脈瘤ステントグラフト治療成績
- 集計期日: 2013年3月14日
- 治療実施期間: 2006年7月1日~2008年12月31日
調査状況 |
治療患者数 註1)
(追跡率) |
3124 例 (96.6%) |
男性/女性 |
2689/435 |
年齢 |
75.7±7.7歳 |
註1)治療前から退院までの状況が全て登録されている症例(解離およびMarfanを除く) |
患者背景 |
例数 |
併存症(重複含) |
高血圧 |
2028 |
呼吸障害(在宅酸素) |
732 (35) |
脳梗塞 |
517 |
冠動脈疾患 |
909 |
糖尿病 |
354 |
腎機能障害註2) |
470 |
開腹手術の既往 |
739 |
動脈瘤口径 |
51.7±10.1 mm |
中枢頚部長 |
30.3±12.0 mm |
頚部角度≧60° |
355 (11.4%) |
註2)クレアチニン値 ≧ 1.20mg/dl |
術中状況 |
例数(率) |
麻酔法 |
全身麻酔 |
2275 (72.8%) |
硬膜外麻酔 |
462 (14.8%) |
腰椎麻酔 |
36 ( 1.2%) |
局所麻酔 |
349 ( 11.2%) |
その他 |
2 ( 0.1%) |
有害事象 |
輸血施行 |
121 ( 3.9%) |
動脈閉塞・狭窄・損傷 |
146 ( 4.7%) |
血栓・塞栓症 |
23 ( 0.7%) |
その他 |
14 ( 0.5%) |
死亡(術中) |
0 |
退院時成績 |
例数(率) |
瘤口径 |
50.9± 9.8mm 〔治療前:51.7±10.1mm〕 |
有害事象註3) |
動脈閉塞・狭窄・損傷 |
35 ( 1.1%) |
血栓・塞栓症 |
12 ( 0.4%) |
腎機能障害註2) |
62 ( 2.0%) |
脳神経障害 |
6 ( 0.2%) |
神経麻痺(不全) |
1 ( 0.03%) |
感染症 |
7 ( 0.2%) |
その他 |
28 ( 0.9%) |
入院死亡 |
19 ( 0.6%) |
治療関連死:8 (腸管虚血、多臓器障害) |
エンドリーク |
全数 |
457 (14.6%) |
Type I |
35( 1.1%) |
(中枢側 17、 末梢側 15、不明 3 ) |
TypeⅡ |
395(12.6%) |
TypeⅢ |
25( 0.8%) |
TypeⅣ |
2( 0.1%) |
註2)クレアチニン値 ≧ 1.20mg/dl
註3)経過中に発生・進行したもの |
6ヶ月後成績
調査状況 |
治療患者数 註1)
(解析率) |
2579 例 (83.1%) |
男性/女性 |
2218/361 |
瘤口径 |
47.7±13.4 mm〔治療前:51.7±10.1mm〕 |
有害事象註3) |
動脈閉塞・狭窄・損傷 |
23 ( 0.9%) |
血栓・塞栓症 |
4 ( 0.2%) |
腎機能障害註2) |
16 ( 0.6%) |
脳神経障害 |
13 ( 0.5%) |
神経麻痺 |
1 ( 0.04%) |
瘤破裂 |
2 ( 0.1%) |
感染症 |
8 ( 0.3%) |
その他の合併症 |
10 ( 0.4%) |
死亡 |
74 ( 2.9%) |
治療関連死:4 (敗血症、動脈損傷) |
エンドリーク |
全数 |
432 (16.8%) |
Type I |
13( 0.5%) |
(中枢側 6、 末梢側 7) |
TypeⅡ |
403(15.6%) |
TypeⅢ |
16( 0.6%) |
TypeⅣ |
0( 0.0%) |
ステントグラフト移動 |
|
3 ( 0.1%) |
註1)集計総数から検査未実施を除く
註2)クレアチニン値 ≧ 1.20mg/dl
註3)経過中に発生・進行したもの |
患者さんへ
本レジストリーデータの利用(倫理委員会申請・承認)について
本レジストリーデータをオプトアウトの形でデータ開示・解析を行い、その成果をさらなる医療の発展に役立たせるために利用させていただきたく存じます。そのため、本委員会から東京大学倫理委員会に申請し承諾を得ました。
申請書(1)および承認書(2)